こんにちは
ホンカ岡山南・オーネスト西井です!
前回投稿いたしました続きになります(^^)/
今回計算した住宅は、
■用途 住宅
■床面積 24坪
■配置 建物の振り45°(南北から)
■壁材 欧州赤松材 MLL134(外壁はすべてログ材)
■窓 木製DK窓(一重)三層ガラス U値=0.95w/㎡k
■ドア 木製(一重)三層ガラス ※ドアはガラス面積によって窓とみなされます。今回は窓計算。
■屋根断熱材 吹付ウレタンフォームA種3 t=150mm
■床断熱 基礎断熱工法
■外壁面積 139㎡
■床面積 80㎡
■屋根面積 81㎡
■開口部 24㎡
にてご建築してございます。
その結果が、下記のようになります。
UA値が0.62W/㎡k、ηAC値が2.6という結果になりました。
下記のデータが性能値から予定される冬場室温の変化グラフです。
グラフでは0時=20℃にて計測をはじめ、朝の9時前には室温10℃が予想されております。
では、実際に温度計ロガーにて計測したデータをご覧ください。
まだお住まいになる前にデータを取らせて頂きました。
夜に薪ストーブを焚いて22℃まで室温を22℃まで上げて計測させて頂きました。
注目するデータは0時から朝方9時頃の室温です。
データ上では20℃から10℃まで室温が下がっている為、-10℃
実際のデータでは、22℃から16.6℃になった為、-5.4℃
理論上のデータと実際のデータでは約5℃の開きがございました。
では、もし理論上のデータが、室温22℃スタートで9時に16℃になるUA値はいくつになるのでしょう?
計算すると…UA値が0.25w/㎡k!!!???
物凄い計算結果になってしまいました…(-_-;)
まあ、さすがにこの数値は机上の空論ですが、ログハウスの蓄熱性能は、
高断熱住宅にも匹敵することがわかりました。
高断熱住宅は窓からの熱損失を少なくするため窓を小さくしたり、
取り除くケースがございます。
しかしこの住宅窓面積が24㎡もあるのにこの数値はなかなか出るものではないかと思います…
ここまで通してホンカログハウスの室内環境を数値上で表してみました。
夏場は調質効果、冬場は断熱効果が、優れてなおかつ天然の木に囲まれている・・・。
私が思うに究極のインドアができる家なのかもしれませんね(^^♪
今回記載した件にご質問等ございましたらお気軽に
仰って下さい!
それでは、またよろしくお願いいたします(^^)/
西井
[ シンプルに生きる ナチュラルに育つ ]